天中殺は焦りやすいですので沈着冷静に、自分に対して達観する意識が大切です。
流れに任せて、自分で決めることは、やめておいたほうがいいかもしれません。
天中殺は自分の思うようにことが進まない運気の時です。
「何事も意に反して動くもの」という意識でいましょう。
すると、案外良いことがおこる可能性が生まれたりします。
天中殺は期待していないほど、良い方向へ向かいます。
期待した段階で、意に反する方向へ動いていくものです。
天中殺に入ったら人に優しく、友人にもご馳走しましょう。
また、自らの禍が出る可能性を自分で作り出し、「禍」を相殺させるという技法は良い方法です。
友人、知人のために、見返りのない奉仕をすることも良いことです。
損して得する、ということが、天中殺のじょうずな過ごし方です。
天中殺は天界からの加護がないのです。世の中のすべてから救いが無いのです。
精神的には、蓋のない運気と言われています。
天中殺は枠がない、天界の蓋がないので形が無いので、人との関わり合いを大事に、癒される事より自分から人を癒すことのが重要です。考えかたも自分中心なのは、やめておきましょう。相手の精神的な世界も大事にすることで、良い運気になると言われています。逆に、こういうことで、良い運気にも変えることができます。
天中殺は、無限で無形の精神の世界を考えてみる時です。恋愛はいけない訳ではありません。恋愛も無形ですので、相手を思いやる気持ちをもって素直に謙虚に行動してください。そして、感謝の心を持ち人知れず寄付をしたり、奉仕などをすることはとても良いことです。
瞑想などで、無意識の世界にいるのもいいかもしれません。瞑想で心を鎮め自分を見つめることは、どんな時でも良いことですから。また、天中殺の時は、お墓参りや神社・仏閣にお参りすることで、無限の天界と縁が作れる可能性を生み出してくれます。人としてやるべきことは、感謝の心を常に持つことで、それが一番大事なのです。
でも、新しく何かを始めたり、結婚したりすることは、結局あまり良くないのです。心の世界から飛び出し新たに形あるものを得ようとすることは控えた方が無難です。この時期は積極的に行動しても、結局裏目にでてしまいます。
天中殺の期間は見返りや結果を求めないで、周囲の人や物を生かし、人の意向に従うようにすることで宿命や運命のご加護を得ることができます。
変えようとしても、変えられない時期なのです。頑張ることは必要ないのです。
自分の心に素直になり、謙虚に結果を求めず、周りの人のことを第一に考えれば、結局自分自身にとって一番良い結果が訪れることになるのです。
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